作成:2019・11・01
K-1でSマウントレンズ、Kマウントレンズを使用するときのポイント
MZ-60以降のボディには、Kマウントレンズ側の絞りと連動する機械的な爪がないので、開放測光も、絞り優先自動露光もできません。もちろんKマウントにはSMCタクマーレンズの爪も連動しません。
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まず、絞りリングの使用を許可にしておくこと、Mモードで使用すること、感度を設定しておくことが前提となります。 Kマウントレンズでは、ピントを合わせたら、グリーンボタンを押して(適正露出のシャッター速度を設定して)シャッターを切ります。 Sマウントレンズでは、まず、マウントアダプターKをK-1にセットしてレンズを装着します。絞りは連動しないため、ピントを合わせたら、レンズの絞り込みレバーM側にスライドして絞り込み、グリーンボタンを押して(適正露出をシャッター速度が設定して)シャッターを切ります。 絞り込みによって、光学ファインダーでは見づらい場合は、ライブビューを併用すると効率的です。 まとめると、たったこれだけです。マニュアルレンズの使い方が身についている方には余計なことですが、下段に使用説明書を読み解いた結果を体系的に記載しておきます。 |
絞りリングの使用を許可にしておく 必須設定 カスタム ![]() [禁止]になっていると、マニュアルレンズを装着した場合にカメラが作動しないので撮影できません。 マニュアルモードにする 使用説明書の各種レンズ使用時の機能に、Kレンズは絞りは開放のAV(絞りリング無効)となっています。マニュアル撮影(MモードないしはBモード)に限り自動絞りが作動します。 Kマウントレンズでは、AVモードでもグリーンボタンを押せば、撮影できると思っていました。しかし、絞りの設定値に関わらず、絞り込みレバーが動かないので、開放絞りでの撮影になってしまいます 。。。失敗談は止めておきます。 Mモードでの感度の設定 露出モードの説明のように、Mモードでは、[ISO AUTO]の選択はできないので、晴れならISO 100とか、朝夕には400とか、明るさに応じた感度を設定しておくことが必要です。ISOボタンを押して、後電子ダイアルを回して調節します。 グリーンボタンの説明では、設定中の値をリセットするとか、ISO感度設定中は、ISO AUTOに変更するとか書かれています。しかし、この手順でマニュアルレンズを使用する場合は、グリーンボタンを押しても設定した感度は変わりません。 焦点距離情報を手動入力する 焦点距離は手振れ補正に使うようです。当然ですが、各種レンズ使用時の機能のレンズ焦点距離の自動取得は×と記載されています。 カメラ電源を切ってレンズを装着すると、「焦点距離入力」画面が表示されますので、選択してOKボタンを押します。K-1では焦点距離は15mmからでしたが、K-1mk2では8mmから設定できます。 ピント合わせ Mモードでもフォーカスエイドが機能します。開放F値がF5.6以上であれば、フォーカスインジケータ表示が利用可能とされています。中央1点でフォーカスエイドが可能で、六角形の緑のインジケータは、ME-Fからの伝統です。 また、マイクロプリズムやスプリットイメージプリズムはありませんが、MFカメラ同様マット面を利用してピントを合わせることもできます。 絞り込む M42マウントのレンズの中にはレンズ側ではマニュアル絞り込みができないものがありますが、Sマウントレンズでは、絞り込みレバーをM側にスライドして絞り込みます。 プリセット絞りのレンズでは苦にならないのですが、絞り込みレバーが渋いと、開け閉めするのが毎回だと辛いです。かと言って、小絞りに絞りっぱなしだと、フォーカスエイドは働かない、マット面は真っ暗でピント合わせが困難になります。 なお、Kマウントレンズは、Mモードでは自動絞りになるので、この操作は不要です。 グリ−ンボタンを押す Mモードでのグリーンボタンは、一瞬だけミラーアップせずに絞り込んで適性露出の絞りとシャッター速度の値を得て保持する機能です。これは、KA、KAFマウントレンズの話。 ここでは、シャッター速度の値だけ保持されます。Mモードでは、その設定で続けて撮影できてしまいますので、状況が変わったら、忘れずに再度グリ−ンボタンを押します。 シャッターボタンを押す 撮影できるはずです。万一、シャッターが切れなければ、初めから確認して故障を疑います。 デジタルプレビュー お勧め設定 デジタルプレビューはメモリカードに保存しないテスト撮影を行ってモニターで確認できる機能です。失敗作でメモリーカードを浪費してしまう精神的な負担の軽減になります。 あらかじめ、カスタム ![]() 撮影時に、好みに合わせて、レンズの絞りまたは、前電子ダイアルで加減します。。。て、ハイパーマニュアルみたい。 デジタルプレビュー画面は、シャッターボタン半押しで消えます。なお、プレビュー画面では、拡大してピントを確認したり、ホワイトバランスのチェックもできるようです。 ライブビュー お勧め設定 ライブビューを併用すると、ピント合わせが効率的になります。 ![]() OKボタンを押すと、AF/MFモードにかかわらず拡大表示になり、後ダイヤルを回すと拡大倍率が変わりますので、お好きな倍率に拡大してピント合わせができます。 また、ライブビューのオートフォーカス設定では、 ![]() Sマウントレンズは、絞りっぱなしだと、光学ファインダーでは、暗くて使用が困難と感じた場合の解決策になるかと思います。しかし、モニターを使用するのですから、明るいところでは見にくいとか、老眼の身には辛いいとか、ファインダーとは違う難点もありますので、状況に応じて使い分けるのが賢明かと思います。 気遣い どうでもいいのですが、レンズ着脱の際に、クラシックレンズのフランジ面に対する気遣いです。 フォーカスモード(AF/MF)切替レバーは、MF側にするとAFカプラーは引っ込みます。マニュアルレンズ使用時はMF側にしておきましょう。 レンズ取り外しボタンを押しすと、ロックピンは引っ込みます。ボタンを押しこんだままSマウントレンズを着脱します。 |